笑顔を絶やさず積極的に参加してくれた選手たちとのオフピッチとオンピッチの講義の様子をお届けします。
『Nike FC presented by Soccer Shop KAMO』の活動の第三回目は、東京都ベスト4の実績もある杉並総合高校女子サッカー部を訪問。
校舎には女子サッカー部が獲得した多数のトロフィーが展示されており、生徒たちの努力やサッカーへの真剣さがひしひしと伝わってくる。
PHANTOM LUNA CREATOR ACADEMY
KICK OFFのホイッスルが吹かれる。
今日、選手たちのピッチはここからスタートだ。
オフピッチでは、「The Breakthrough Company GO 代表 PR/クリエイティブディレクター」三浦氏の『クリエイティブってなんだ?』から講義が開始。
三浦氏の問いかけに選手達も一瞬戸惑いの表情を浮かべていた。
クリエイティブとは・・・
サッカーや人間関係、あらゆることに使える思考の運動神経のようなもの。
前例や常識を覆し”想像”と”創造”することを偉人や三浦氏の成功例をあげ、分かりやすい内容で講義が行われた。
選手たちの「常識を覆す恐怖はあったか?」の質問には、普通ではない結果は普通ではないプロセスで達成でき、失敗よりも結果を出せない恐怖心の方が上回ると回答。
選手たちも真剣な表情で時折深く頷きながら、三浦氏の講義に耳を傾け、クリエイティブとは何かを学んでいた。
講義の後は「1週間でユースワールドカップに出場するために、監督となって練習メニューを組む」というお題でワークショップを実施。
各チームが積極的に話し合い、クリエイティブな意見が飛び交っていた。
チーム発表のルールがある。
①笑顔と相槌と拍手
②必ず質問する構え
③リスペクトとは感想のこと
各チームが考えた様々な発表は、笑顔、笑い声に溢れ、これ以上ないムードを生み出していた。
講義を楽しむ中「サッカーボール以外の好きなボールで練習」「ポジションを決めずゴールだけを目指して全員攻撃」「ボールを足で使わず手で扱ったり、ゲームやVRで練習」などクリエイティブな発表が各チームから生まれた。
「選手たちの満面の笑顔に逆にパワーをもらってしまった」と三浦氏。
オフピッチ講義は大盛況のうちに幕を閉じた。
PHANTOM LUNA CREATOR ACADEMY オンピッチ KICK OFF。
三菱重工浦和レッズレディース 楠瀬氏、菅澤氏。
パス回し時に考えて想像する必要性を語り、今回取り組んだ練習テーマは【パスの出し手と受け手の関係】。
楠瀬氏の指導に真剣に向き合い、菅澤氏のプレーから学ぶ姿勢、プレーを改善する意欲がピッチを包んでいた。
指導をすぐさま吸収してプレーに還元する姿は、選手たちの未来を感じさせた。
要所では楠瀬氏と菅澤氏が実際にお手本を披露。
「良いプレー=クリエイティブ」。
クリエイティブなプレーを生み出す指導に選手たちも感嘆していた。
※イベント会場の都合上「ファントム ルナ エリート NU FG」を人工芝で着用しております。
「ファントム ルナ エリート NU FG」は天然芝での着用を推奨します。
楠瀬氏から『声が出ていない、周りのサポートが出来ていない』との指導が入る。
「声を出すことで相手を動かす事が出来る」「動いてサポートする事で優位性を生み出す」や、「相手を腕でブロックする事でマークがついてきてスペースが生まれる」と、実戦的なアドバイス。
それまでとは打って変わり、周りへの声がけ、ボールホルダーへのサポートが多く見られた。
大事な場面でミスをしない事で有利な時間を増やす。有利な時間が増えればサッカーがさらにおもしろくなる。
ミスをしない為には自身の状況を把握する事が大事だと信号を例にして重要性を説いていた。
菅澤氏への「得点を決める秘訣」の質問に対しては、毎試合得点を決める意思を持つメンタル面から、練習でも常に試合をイメージしてプレーをする必要性、どんな状況でも対応出来るようにイメージトレーニングをする事、チームメイトを信じる、自分を理解してもらう事が大事と語る。
経験に裏打ちされた指導が終了し、選手たちは晴れやかな表情をしていた。
今回のPHANTOM LUNA ACADEMYを通し、“クリエイティブ”にフォーカスしオフピッチ、オンピッチで”想像”し”創造”する思考力やプレーに貢献し、選手たちのさらなる成長、チームの飛躍に貢献できることを願う。
この活動を無限の可能性を秘めた選手に届けたい。
次回の『Nike FC presented by Soccer Shop KAMO』もご期待ください。