発売に先駆けてKAMOスタッフが試し履きをしてきましたので、『ファントム ビジョン』がどのようなスパイクなのか、機能面を中心にレビューしていきたいと思います!
詳しい着用感についてはKAMOスタッフにインタビュー形式で聞いていますので、ぜひそちらもチェックしてみて下さい。
まずは寺田倉庫に設けられた『ファントム ビジョン イベントスペース』に集合。

このセッションでは、ファントムビジョンについて詳しい解説をしていただいたり、

どのような構造になっているのか、重要な部位ごとに分解されたシューズが展示され、実際に手で触れることも可能でした。

その後、このイベント会場でスパイクの前に『リアクト ファントム VSN PRO DF IC』を試し履き!

ドラム缶の間をスラロームでドリブルしたり、3箇所に開いた穴にシュートを決めるキックターゲットなど、ゲーム感覚でシューズを体感できる仕組みとなっていて、スタッフも思わず本気で?楽しんでいました!
その時の様子をショートムービーにしてみましたので、どのような感じだったかご覧下さい!
『ファントム ビジョン』の機能など、一通り頭に入れたところでMIFAFootball Parkに移動をして今度はスパイクを試し履き!

まずは見える範囲では最大の特徴と言える「ゴーストレースシステム」を体感。
一度紐を引くことで前足部まで均等にシューレースがしっかりと締まる構造になっていて、ストレス無く履けたという印象です。
ボールの接触面にシューレースを無くし、ブレを抑えた正確なボールコントロールを目的として、この機能が搭載されています。

また、足入れをした感じは、ファントム ビジョンから新しく搭載された『クワッドフィット メッシュ』のおかげで、足を締め付けすぎることもなく包み込むようなフィット感となっています。
この『クワッドフィット メッシュ』は従来の2〜3方向にしか伸縮しない繊維ではなく、4方向に伸縮する繊維を搭載することで、ほとんどの足の形によく馴染んでフィットするスパイクとなっています。
素足感覚に近くなっていることもあり、ドリブルなどのタッチ感も抜群で、足元を気にすることなくプレーができて、視野確保にも繋がっていました。

そして、次に気になるのがインサイド側にある赤い三角形!
これはボールコントロールにとってとても重要とされるエリア「踵骨、距骨と、第一中足骨頭」という、足の3つの大きな骨の間を覆うように描かれ、更に赤い色をつけることで、この部分が直感的にわかるようにデザインされています。

このエリアはアッパーの中でも硬めの素材が使用されているので、インパクトもしやすい印象。
また『ファントム ビジョン』のFlyknitのアッパーは、トラップ、パス、シュートの各エリアに合わせて異なる素材感となっているため、プレーごとに最適なボールタッチができるイメージです。
また今回はトップモデルと同時に『ファントム VSN PRO DF HG』も試すことが出来ました。

マーキュリアル シリーズと同じく、構造上どうしても固い土のグラウンドに適う耐久性を持たせることができないため、残念ながらステートメントモデルでHGの発売はありませんが、「トップモデルに引けを取らないフィット感がある」と評価するスタッフもいましたので、普段土のグラウンドでプレーをする機会が多い方は、ぜひHGモデルもチェックしてみて下さい!
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新しいスパイク『ファントム ビジョン』は“精密さ”がコンセプトになっていることもあり、細部にこだわったスパイクになっていると感じました。
『クワッドフィット メッシュ』により、幅が狭くて履けないといった悩みがある程度解消されるので、色々な方に一度履いてもらいたいと思えるスパイクです!
サッカーショップKAMO店頭では8/3(金)より発売となりますので、ぜひご来店いただき『ファントム ビジョン』を履いてみてください!

今回のこの試し履き会で実際に着用したKAMOスタッフに、着用感について詳しくインタビューしています。
KAMOスタッフはよりプレーヤーに近い目線でスパイクを考察しておりますので、『ファントム ビジョン』が気になるという方はぜひ参考にしてみてください。
【サッカーショップKAMO 池袋店 - 中田 寛人】編
【サッカーショップKAMO 原宿店 - 野村 勇輔】編