ニューバランスのスピード系スパイク、フューロンの二代目モデルが遂に登場!
HG(Hard Ground:土などの固いフィールド用)モデルも展開をスタートいたしました。
「フューロン履きたいけど、普段は土のグラウンドだからなー…」となっていた方、要チェックです!
ニューバランスのスパイクは足長に加えて足囲についても“D”(一般的)サイズと“2E”(少し広め)サイズが用意されているので、ご自身の足に最適なサイズを選べる【ウィズサイジング】ができるのもポイントです!
このフューロンはスピードを出すため、特に『加速力』にフォーカスしたモデルです。
『加速力』が圧倒的なスピードを生み出す、というコンセプトの基に設計されています。
ということで、その『加速力』を生み出すために、
どのようなテクノロジーがこの一足に注ぎ込まれているのか、分析していきたいと思います!
【コンセプト】
二代目フューロンは『陸上スパイク』にインスパイアードされています。
陸上トラック競技に使用されるシューズは、
足の回転運動を邪魔しないように足首の可動域を広く取るため、履き口を低くし薄い材料を使用する事でストレスを与えないように設計されています。
そうすることで、回転運動を加速させ、爆発的なスピードを生み出しています。
その構造を二代目フューロンでは取り入れています。

※すごく『陸上スパイク』っぽいです。足速そうです!
【アッパー】

アッパー(甲の部分)は驚きのメッシュ感。フィット感も抜群です!
ただ、こんなにメッシュっぽくて耐久性は大丈夫なのかなー?という疑問、あると思います。
前モデルではその耐久性を確保するため、
メッシュ素材の上から耐久性のあるPU材でコーティングする二層構造が取られていました。
二代目フューロンのアッパーに使用されている【ハイブリッドメッシュ】は、
メッシュにTPU材を含侵させる構造で、一層の材料ながら耐久性をアップし、ボールのコントロール性も向上することに成功しています。
二層構造を取る場合は、層と層の間に糊(のり)が必要となるため、
その分しなやかさを損なうことになってしまっていましたが、
一層構造にすることで、メッシュ素材の良さである柔らかさを最大限に引き出し、抜群のフィット感を実現しています!
【ショートタン構造】

一代目で採用されていたモノタン構造からオーソドックスなショートタン構造になっていることも大きな変更点です。
一代目のモノタン構造は、癖のある巻き込み式の構造となっていたため、
「すごく良い」という評価もあれば「もう少し」という評価もあり、足を選ぶものとなっていました。
二代目モデルはどなたでも安心して履くことができるよう、
よりオーソドックスなフィット感を感じられる、トラディッショナルなショートタン構造が採用されています!
【アウトソール】

FGモデルは一代目モデルと同様のものが採用されていますが、
HGモデルは新たに開発されたアウトソールになっています。
スタッドには耐久性の高いTPU材を使用し、特徴的なトライアングルスタッドが採用されています。
トライアングルの後部はしっかりとフィールドに噛んで前への推進力を生み、
前部はフィールドからの抜けをスムーズに行う(ひっかかり感を軽減)ことを考慮し角を落とし、
前へ走り出す動きをサポートします。

プレート部分には剛性の高いナイロン材が使用され、
中足部の曲がってはいけないポイントでは、リブが十分に設計されているのでねじれずにしっかりした安定性を確保。
前足部の屈曲ポイントには溝を入れ、踏み込んだ時の反発力をスムーズに加速力へ変換出来るようにサポートしています。
【中敷き】

HGモデルでは取り外しができる中敷きを採用( FGモデルでは取り外しできません) 。
中敷の材料にはニューバランスのランニングカテゴリーのシューズでも使用されている中敷きの中でも軽量ながらクッション性に優れる材料【REV LITE】を採用。
グリップ性のキープと軽量性の確保のためにメッシュなどのカバー材は採用していません。
【総評】

フィット感は前モデルと比べものにならないくらい向上しています。このフィット感は是非試していただきたいです。
新しいフューロンのHGソールが生み出す猛烈な『加速力』を持って、よりゴールに近いポジションで攻撃性を持ってゴールに向かっていく、そんなプレイヤーに是非試していただきたい一足です!
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