1970年
TELSTER(テルスター)
(1970 FIFA ワールドカップ メキシコ大会) ワールドカップを世界中の人々がテレビで観戦出来るようになった時代のスター(星)という意味。 1960年代までのサッカーボールは12枚か18枚革の茶色のボールが一般的でした。 これに対し、白黒亀甲ボールは選手、 観客の視認性も高く、白黒テレビでの 映りも良かった。
1978年
TANGO(タンゴ)
(1978 FIFA ワールドカップ アルゼンチン大会)
タンゴデザインが採用され、アディダスはまたもや 歴史的なフットボールのデザインを創造し、新たな 革命を起こしました。
デザインの由来
開催地であるアルゼンチンの音楽(舞踊)のタンゴをイメージしたデザイン。
1982年
TANGO ESPANA(タンゴ・エスパーニャ)
(1982 FIFA ワールドカップ スペイン大会)
エスパーニャは、天然皮革を素材としたものの、革新的な防水性がある密閉式縫い目を特色としています。
1986年
AZTECA (アステカ)
(1986 FIFA ワールドカップ メキシコ大会)
アステカは、FIFAワールドカップ?で最初の人工皮革製試合球でした。それにより、本革(牛革)から比較し耐久性が増加し、吸水性はさらに最小化しました。
デザインの由来は古代アステカ文明の歴史を表現しています。
1990年
ETRUSCO UNICO (エトルスコ・ユニコ)
(1990 FIFA ワールドカップ イタリア大会)
レイヤーに総合フォーム・システムとポリウレタンを使った試合球第1号。これにより万全の防水性を得て、動きとスピードが一層改善されました。
デザインの由来は古代文明エトルリアの歴史を表現しています。
1994年
QUESTRA (クエストラ)
(1994 FIFA ワールドカップアメリカ大会)
新総合フォームを使ってハイテク・デザインを駆使した技術により、ボールのスピードを速め、よりソフトな感触を生み出しています。
宇宙を駆け巡る星をイメージさせる斬新なデザイン。
蹴り出される瞬間のスピードを表現しています。
1998年
TRICOLORE (トリコロール)
(1998 FIFA ワールドカップフランス大会)
赤、青、白からなるフランス国旗に由来しています。
伝統的なフランスのシンボル雄鶏と、近代フランスのシンボル高速列車とタービンを融合したデザイン。
グラスプリントとシンタクティックフォームという二つの新技術を用いています。
2002年
FEVERNOVA (フィーバーノヴァ)
(2002 FIFA ワールドカップ韓国/日本)
FEVERは、FIFAワールドカップに注がれる世界中の人々の熱気を表します。また、NOVAとは「新星」を意味しています。
共催国である日韓両国にインスピレーションを得たもので、大会開催に向けられた両国の情熱や、近年の目覚しい技術革新を称える意味が込められています。「TRIGON(トライゴン)」デザインと名付けられました。
2006年
+TEAMGEIST(+チームガイスト)
(2006 FIFA ワールドカップドイツ大会)
“共に戦えば、強くなれる。”優勝するために重要な要素、「チームスピリット」が加わることによって、より強くなれるという意味。
革新的な14枚のパネル構造を採用し、究極の球体を実現しました。キックをより正確にコントロールすることを可能にしています。
基本色を開催国・ドイツの伝統色である「白」と「黒」、パネル周囲のファインゴールドは、W杯のトロフィーから発想を得たもので、放射状ラインのグラフィックは、躍動とエネルギーを象徴しています。
2010年
JABULANI (ジャブラニ)
(2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ大会)
南アフリカの公用語で「祝杯」を意味する言葉。アフリカ大陸で初の開催となる
ワールドカップを、全世界の人々が祝福する気持ちが込められています。
8枚の立体パネルを組み合わせることで、限りなく真球に近い究極の球体ボールを実現。
白を基調とし、南アフリカの伝統的なハンドクラフトの特長である「シンプルなパターン模様」をモ
チーフに、公用語数、サッカーの選手数である「11」という数にインスパイア。