この日発表となった「adidasサッカー日本代表2020ユニフォーム」の話題を中心に
普段聞くことが出来ない貴重なお話を聞くことができました！

―― 名波さんの第一印象は？

名波氏「とてつもなく斬新だと思います！」

―― 中田さんはいかがでしょうか？

中田氏「僕も斬新だなーと思いましたけど、背中の部分が綺麗なブルーで良いなと思いました。」

―― 斬新という言葉がありましたが色などはいかがでしょうか？

名波氏「前面は1、2色ではなくて、5色使用しているそうですね。
いろいろな空を表現した青が上手く組み合わさっているなと思いました。」

―― 中田さんからありましたが、背中のブルーについてはいかがですか？

中田氏「本当に綺麗なブルーですし、切り返しのデザインというのも今までになかったのでよね
あとアディダスのスリーストライプスが赤というのも初めてじゃないですか？

―― そうなんです。スリーストライプスの赤は日が昇っていく様を表現しているそうです。
更に裾に付いている「日本晴れ」の文字なんですが、こちらはアンビグラム作家の野村さんがデザインしたもので、
逆さに見ると「侍魂」と読めるんですね。

名波氏「こういうの大好きです！」

―― いろいろな見上げる空が1つの空に繋がっているという今回のコンセプトについてはいかがですか？

中田氏「海外組も増えてそれぞれの場所があって、またサポーターの方もいろいろなところにいますので、それぞれが見上げる空が1つに繋がっているというのは一体感があって素晴らしいですよね」

―― お二人が印象に残っている空は？

名波氏「僕がいた当時の代表はアジア予選で苦戦することがありましたから、いろいろな国で悔しい空を見上げていたことを今でも思い出しますね。」

中田氏「当然悔しい空というのも見てきましたし、日韓大会では初勝利を上げてうれしい空を見れました。
サッカーをやっているとやはりそれぞれの空を見ますよね。」

―― 今までいろいろなユニフォームに袖を通して来られと思いますが、思い出深いユニフォームというのはありますか？

名波氏「やはり日本代表デビューした時のユニフォームに初めて袖を通したときは感動しました。
小さい頃からの夢でしたし、諸先輩方がいらっしゃる中で、集合写真でユニフォームを着たときは震えましたね！」

中田氏「僕も日本代表のユニフォームは憧れでしたので、名波さんやほかの先輩が着ているユニフォームをいつか着たいなと思っていました。
実際に日本代表のユニフォームを着れたときはすごく感動したことを覚えてますね。」

―― 海外でプレーされることもありましたが、思い出深いとか驚いたこととかはありますでしょうか？

名波氏「僕はフランスで、浩二も出てましたけど0-5で負けた”サンドニの悲劇”というのは強烈に覚えてますね。」

中田氏「雨が降っている試合だったんですけど、日本の選手は足を取られることがありましたが、
フランスの選手たちはその中でもいつものようなプレーをしていて、やっぱり違うんだなーと実感しました。
でも、あの試合があったからこそ個の力をもっと上げなきゃダメだなーと思いましたから、1つのターニングポイントになった試合でもあります。」

―― 2020年東京のチームは海外で活躍する選手も多くいて、非常に楽しみだとな思うのですが？

名波氏「この間、森安監督にインタビューさせていただいたんですけど、目標は”金メダル”とおっしゃっていましたからね。
ロンドンでベスト4まで行って、日本人はやれるんだということを示した世代があるので、こういうはっきりとした目標を公言する力強いお言葉でしたね。」

―― その力強いお言葉を聞いて、我々はこの新ユニフォームを着て応援することになる訳ですが、最後に熱いメッセージをお願いできますでしょうか？

名波氏「選手によってはこの前面のスカイコラージュのようにいろいろな感情が入り乱れる1年弱になると思うんですけど、最終的には背中のような気持ちのいい青になるように良い結果を期待したいと思います。」

中田氏「僕が出ていた時もそうだったんですが、皆さんと一緒に戦っている。皆さんが盛り上げてくれるからこそ僕たちは戦えるというのがあったので、同じユニフォームを着て、同じ気持ちで盛り上げていきたいなと思います。」

トークコーナーのあとは、ご来場いただいた方達とのフォト セッション！