STAFF INTERVIEW

フットボールを愛し、フットボールと共に人生を歩んできた
KAMO原宿、梅田のスタッフが登場し、NIKE FOOTBALLの軌跡や、
アスリートについて熱く語る期間限定の特集ページ。

フットボールを知らない人たちにも、この熱を伝えていきたい。

日本でもフットボールのピッチやフットサル場が増えたことにより、ボールを蹴る環境が年々整備されつつある。この環境を活用して、もっと様々な人たちがフットボールと密接に関わることで、フットボールをライフスタイルに昇華させる事が可能になると熱く語ってくれた。長年のフットボールとの関わり合いから滲み出る言葉には説得力がある。

NIKE F.C.レジェンドプレーヤー カンナバーロについて

12年間フットボーラ―として、自身もフットボールと密接に関わってきました。自分もセンターバックをやっていて、正直、カンナバーロは私より身長が小さくフィジカル面では決して恵まれてはいないですが、それでも世界の一線で戦ってきたことは尊敬に値します。ベースの身体能力と頭の回転が、非常に優れているのだと思います。具体的には、ラインコントロールやマークの駆け引きが絶妙でしたね。ポジショニングを取る際にたった1、2歩の差であっても、最初のポジション取りだけで次のワンプレーが決まり、ひいてはそれで勝負が決まる場面もあり得ます。その出だしの一歩のところで、既に先々のプレーを読み切ることができる。 プレー中には様々な情報が入ってくるのですが、必要な情報を取捨選択し、場面場面に応じた的確な判断ができる頭の回転の速さがあるからこそ、あの体格でも超一流となりえたのだと思います。私もフィジカル面を活かすプレーよりも、頭脳的なプレーを好むので、彼はいつも憧れの的でもあり、お手本となるプレーヤーでした。日本人の多くのプレーヤーが彼の事は好きですよね、私の周りの仲間でもカンナバーロを敬愛する人間は多いです。

NIKE F.C.プレイヤー ネイマールJrについて

さて、世界的な大会の開幕に向けてカウントダウンが始まりましたね。本大会の中で、活躍を期待するプレーヤーがいれば教えてください。

ずばり、山口 蛍選手ですね。一昨年前のロンドンから山口 蛍選手の活躍は追っていて今回の大会では待望の代表選出でしたのでこれからが非常に楽しみですし、是非ピッチ上で活躍してほしいですね。また、山口 蛍選手はヨーロッパ遠征が一番注目されたことだと思うのですが、中盤ボランチで花形のポジションではないかもしれませんが、ハイライトされていない場面での彼のハードワークがあるからこそ、日本のシステム化されたチームプレーが機能するのだと思います。今は、髪を黒くしましたが、金髪のヘアスタイルも彫りの深い顔にとても似合ってましたよね。

日本と海外とを比較した時に文化的、歴史的な背景などで違いを感じることはありますか?

昨年、実際にヨーロッパでフットボールの試合を観に行く機会があったのですが、日本とは比べ物にならないくらい、スタジアム、選手、サポーターの熱気が凄かったですね。スタジアムや街を包み込む空気に、形容しがたい一体感がありました。NIKE F.C.にはフットボールからインスピレーションを受けたライフスタイルを創造するという大きなコンセプトがあるそうですが、ヨーロッパの国々はすでにそれが多くの国民に浸透しているのでしょうね。日本はフットボールの歴史がまだまだ浅い国なので、歴史が長い分だけフットボールとライフスタイルが近い存在であるという事を感じました。

さて、今回新しく発売されたNIKE F.C.の質問に移ります。今回のコレクションはどのようなお客様が手に取られているのでしょうか?

店頭に立っている感覚では大学生(18歳~22歳)の年齢層が一番多いですね。大学生は、高校生に比べてファッション感度がより高く、ファッションに使う金額自体も高校生とは異なってくると思います。自分のスタイルを表現したいトレンドに敏感な層がNIKE F.C.を購入していくケースが多いですね。自身も3月まで大学生だったので、彼らに非常に近い視点でどういったスタイルで着こなすのかを親身にアドバイスさせていただいております。

カタログ

NIKE F.C.のコレクションの中で魅力的なポイントを教えてください。

今、手元に持っているNIKE F.C.のルックブックをよく読むのですが、やはりコレクションに紐づいたアスリートのストーリーがNIKEらしくて好きです。これを見て一番かっこいいなと思ったのは、アーセナルのジャック・ウィルシャーですね。Tシャツ(GLORY BLOCK TOP)一枚でここまでスタイリッシュに着こなせるプレーヤーは世の中になかなかいないのではないでしょうか。彼はいつも謙虚な姿勢でトレーニングに励むそうですが、腕のタトゥーもしかり、そうとは思えない圧倒的な存在感がありますよね。