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フットサルの歴史フットサルの起源もともと、フットサルはサッカーを表す「Fut」と、室内を意味する「Sal」を合わせた言葉が語源です。スペイン語とポルトガル語がもとになっているといわれています。 フットサルの起源には、二つの大きな流れがあるといわれています。片方の流れはブラジル南米を中心に弾まないボールを使って発展した「サロンフットボール」です。そして、もう一方の流れは、サッカー発祥の地イギリスから始まって、ヨーロッパ、北米などへ広まった「インドアサッカー」です。インドアサッカーのほうは、室内でプレーし、壁の跳ね返りを利用したスカッシュやアイスホッケーのような要素をもったゲームです。 世界のフットサルフットサルは、世界各地でいろいろな呼び方をされていました。サロンフットボールとか、インドアサッカー、フィールド・サッカーなどとも呼ばれています。
これらの国のフットサルは、日本で想像できないほど盛んです。 たとえば、サッカー大国スペインでは、サッカー人口よりも、フットサル人口の方が多いといわれていて、その数は100万人とも言われています。オランダやドイツでは、フットサルのプロリーグがあります。驚いたことに、サッカー後進国アメリカでも、インドアサッカーはプロ化されています。「アメリカン・インドア・サッカー」(MISL=メジャー・インドア・サッカー・リーグ)は、すでに10年を超える歴史を持っていて、人気のあるスポーツの一つです。 アジアでは、日本はフットサルの後進国といっていいかもしれません。そのランクはアジア内で4位(2004年3月現在)。 フットサル統一ルールの制定フットサルは、このように世界中で長い間行われてきた比較的古い歴史を持つ競技です。世界中でルールが違いましたが、これをFIFAが統一しようと動き始めます。 まず、1988年に、国際サッカー連盟(FIFA)が、世界各国で競技されていたサロンフットボールなど原始フットサルを統一し、5人制サッカー(室内サッカー)の競技規則を定めました。 つづいて、1994年に名称を「5人制サッカー」から「フットサル」とし、よりフットサルの特長を生かすように競技規則が改正されました。 2000年には、大幅なルール改正が行われ、現在の公式大会はすべてこの2000年に制定されたルールに基づいて行われています。この改正は96年にスペインで開催された、第3回フットサル世界選手権の評価や経験を生かし、特にフットサルのスピードを生かす改正が随所に行われています。 日本のフットサル
その後、1991年には全国で最初のミニサッカー大会の開催にこぎつけるなど、各地でいろいろなカテゴリーの大会が実施されました。女子の大会や大規模な少年大会などが催されました。 そういった背景から、日本でも本格的な運営組織の必要性が高まり、1997年には、協会としてフットサルチームの登録受付けを開始し、本格的なフットサル普及が開始されました。2003年には、サッカーと同じレベルの水準を目指して、個人登録制度がスタートしました。これにあわせて、フットサルの本場ブラジルからコーチを招聘してイベントを開催するなど、本格的な普及を加速させています。 ジーコの貢献日本のサッカー界に大きく貢献したジーコ。そのジーコも、実はフットサル出身のサッカー選手です。ジーコだけでなく、ブラジルには、フットサル出身のサッカー選手が多くいて、サッカーの英雄ペレも、10歳のときにフットサルと出会ったことが、サッカー人生のはじまりだった、と言っています。 最近、日本のサッカー協会が、フットサル普及に力を入れ始めていますが、ジーコは、フットサルの日本代表監督にブラジル監督を推薦するなど、日本のフットサル界にも少なからず貢献しているようです。「自分はフットサル出身だ。フットサルのためならいつでも協力する」と言っているようです。 【NEW!】おすすめフットサル関連商品
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