ぴったりのシューズを選ぼう!
ジュニアのためのスパイク・トレーニングシューズ・インドアシューズの選び方を
分かりやすくご紹介!

トレーニングシューズ (トレシュー)
【紐】
練習・試合の両方で使用します。
靴底に小さなゴム製のスタッドが多数付いており、足に伝わる衝撃が抑えられるため足への負担が少ないです。
そのため、土・人工芝・天然芝と使用グラウンドを選びませんが、グリップ力が低いのが特徴です。
歩行の衝撃を緩和させる土踏まず(アーチ)の形成は7~9歳頃です。
足への負担、怪我を考慮すると低学年のお子さまにはこちらがおすすめです。
紐がうまく結べるようになったら、靴紐タイプにチャレンジ。
履き心地の好みや成長に合わせて、サイズ感を微調整しやすいのが利点です。

トレーニングシューズ (トレシュー)
【マジックテープ】
練習・試合の両方で使用します。
靴底に小さなゴム製のスタッドが多数付いており、足に伝わる衝撃が抑えられるため足への負担が少ないです。
そのため、土・人工芝・天然芝と使用グラウンドを選びませんが、グリップ力が低いのが特徴です。
歩行の衝撃を緩和させる土踏まず(アーチ)の形成は7~9歳頃です。
足への負担、怪我を考慮すると低学年のお子さまにはこちらがおすすめです。
まだ靴紐を上手に結べないお子さまには、マジックテープがおすすめで、着脱しやすいのがうれしいポイントです。

スパイク
靴底(ソール)に、主にポリウレタン製の長くて大きなスタッド(ポイント)が付いており、グリップ力が高いです。
スタッドが長いので強力な滑り止め効果があり、
土や人工芝でもしっかり踏ん張れる分、足にかかる負担は大きいです。

インドアシューズ
屋内でのフットサルや、雨天時に体育館での練習に適したシューズです。
床を傷つけない仕様になっており、飴色・白・カラーソールと多種多様に採用されています。
なお、体育館によってはラバーソールの色が指定されている場合もあるため、事前の確認がおすすめです。
※白・カラーソールはNG
シューズの記号の読み方と意味を解説します。
ジュニアサッカーのスパイクはスタッドの種類で使える場所が異なります。
それぞれの用途に合ったシューズを選びましょう。
HG
土
Hrad Ground
AG
人工芝
Artificial (grass) Ground
FG
天然芝・雨天土
Firm Ground
SG
天然芝・雨天土
Soft Ground
HG/AG
土・人工芝 兼用
MG
様々なコート
Multi Ground
TF
ターフコート
IC
インドアコート
【0.7cm~1cm】程度が
ベストサイズ!


足長
こどもの足は成長のスピードが早いので大き目のサイズを選んでしまいがちですが、脱げてしまう、走る姿勢が変わる、
けがの原因にもなるなどのデメリットがあるのでやめましょう。
つま先に0.7cm~1.0cmの余裕があって足指が動くのかを確認しましょう。
囲・足幅・甲の高さ
足によっては幅広や甲高の問題が出てきます。足囲と呼ばれる部分になりますが、
お子さまの足が幅記号でどこに該当しているか事前に調べておきましょう。
幅記号:E(細身)→2E・EE(普通)→3E・EEE(幅広・甲高)
※JIS規格なので海外では表記が違います。
サッカーショップKAMOでは、足・シューズに詳しい専門の知識を持ったスタッフがお子さまの足をフィッテングいたします。
お気軽にお声がけください。
つま先
つま先を指で押して確認!
一番長い足指の先が、
(人によって親指だったり
人差し指だったりと異なります)
親指の半分程度(0.7cm~1.0cm)
あまっていれば
ベストサイズです。
かかと
かかとを合わせて確認!
かかとを合わせて履かないと
ベストサイズか分かりません。
かかとに指が入る隙間がないのが
かかとを合わせている状態です。
屈曲部
(足の曲がる部分)
屈曲箇所を確認!
指の付け根からしっかり曲がれば
ベストサイズです。
指先から曲がる or うまく曲がらない場合は
サイズが合っていません。
大きすぎたりなどが理由で
ここが合っていなければ
パワーロスにつながります!
ひも
ひもの縛り具合を確認!
ひもを縛って履かないと
フィッティングが分かりません。
好みにもよりますが、
緩すぎ・キツく縛りすぎにならないように
足に沿わせて良いフィット感を
追求してください。
オーバーラップ
ひも通し穴を上から下に通す方法
特徴
・締め付けが強い
・ひもが緩みにくい
・ひもの調整が少し面倒
・一般的に「短距離運動向け」
サッカーにはこちらがおすすめ!
アンダーラップ
ひも通し穴を下から上に通す方法
特徴
・締め付けはあまり強くない
・ひもが緩みやすい
・ひもの調整が簡単
おすすめ
・一般的に「長距離運動向け」
甲が高い方にもおすすめ
どちらも試して
自分にあった通し方を選ぼう!
一般的には半年前後を目安にしてください。この年齢のお子さまは足の成長が早く、成長に合わせた買い替えが必要です。また、使用頻度によっても異なります。窮屈に感じ始めたら、すぐに買い替えることをおすすめします。
小学3年生の段階では、まずはトレーニングシューズをおすすめします。
様々な地面で使用でき、足の発達にも優しい設計になっています。
スパイクは足への負担が大きいため、もう少し年齢が上がってからの使用が適しています。
幅広の足のお子さまには、「ワイド」や「2E」などの表記がある幅広タイプのシューズをおすすめします。
ただし、高学年などでプレーの強度も高くなる場合、楽だからとブカブカを履くのはNG!
必ず試着してフィット感を確認してください。
雨の日に使用する場合は、撥水加工が施されたシューズをおすすめします。
また、ソールのグリップ力が高いものを選ぶと、滑りにくく安全です。
練習後はしっかり乾かしたり、ケアをすることで、シューズの寿命を延ばすことができます。
小学3年生のお子さまであれば、マジックテープタイプが最も履きやすいでしょう。
簡単に着脱でき、自分で締め具合を調整することができます。
次に紐タイプですが、蝶々結びができるようになっていることが前提です。
一般的に価格が高いシューズほど、耐久性、サポート性、素材の品質が優れています。
ただし、小学3年生の成長期のお子さまには、高すぎるシューズは必ずしも必要ではありません。
4,000円~7,000円程度の価格帯で十分な機能を持ったシューズが多くあります。