全国のサッカーショップKAMOのお客様の中から、特に際立ったナイキ ファントム愛好家(=PHANTOM FREAKS)の方に直接コンタクトし、サッカー遍歴を聞き出すシリーズ企画。

今回は、ショップ店員×現役プレーヤー×元プロ選手のスペシャル対談。
ファントムを着用する理由と、これまで、そしてこれからのサッカー人生について聞いてきました。
それぞれのPHANTOMとの出会い
  • 三宮 宏太さん(現役プレーヤー)

    ー本日はよろしくお願いします。
    まず初めにファントムを履き始めたきっかけと、ファントムのどこを気に入って履き続けているのか、という点をお聞きできますでしょうか。

    『ハイパーヴェノム』を小学校の頃から履いていて、2018年のロシア大会あたりだったと思うのですが、ジュニア用ではなく、大人用のハイカットを履いていました。
    その時からずっとナイキを履いています。

    『ハイパーヴェノム』がなくなって、『ファントム ビジョン』『ファントム GT』『ファントム GX』と
    歴代のモデルはずっと履いてきました。

    僕はキックを得意としているのですが『ファントム GT』シリーズは蹴った時にめっちゃインパクトできると思って、今でもお気に入りとして履き続けています。

    『マーキュリアル』や『ティエンポ』など『ファントム』シリーズ以外も履いてはいますが、やっぱり『ファントム』が一番良いなと。

  • 圓乘 健介さん(元プロサッカー選手)

    ー本日はよろしくお願いします。
    圓乘さんのファントム シリーズとの出会いは?

    元々ナイキのスパイクをずっと履きたいと思っていたのですが、足に合わず履いていませんでした。
    26歳か27歳ぐらいの時に、クロアチアでプレーしていたのですが、グラウンドがぬかるんでいることが多くてどうしてもFGソールでプレーしないといけないとなりました。
    その時に『ファントム ヴェノム』が発売されていて、履いてみたら「あれ?履ける」となって、僕は結構ドリブルを多くするプレースタイルなんですけど『ファントム ヴェノム』はブレード型のスタッドが横向きについていたり、ワイヤーが入ってるのでフィット感も良く、第一印象がとても良かったので、そこからファントム シリーズを履き始めました。

    その後、28歳ぐらいで現役を引退して、YouTubeを始めたんですけど1本目の動画は『ファントム GT 2』のレビューなんですよ。
    めちゃくちゃぎこちないんですけどw
    そう言った意味でもファントム シリーズは思い入れがあるシューズの1つになりますね。

  • 野口 泰征(川崎ラ チッタデッラ店/フットマイスター)

    ー野口さんと『ファントム』の出会いは?

    サッカーショップKAMOにすでに入社していたのですが、『ファントム ビジョン』が発売されたときが印象に残っています。
    僕が知っている限り、初めてシューレースが隠れている”ゴーストシューレース”が採用されていて、すごく画期的なスパイクだと思いました。

    インサイドに三角形の赤いゾーンがあり、そこでトラップやインサイドキックなどが行えるよう、視覚化されているのも面白いなというのがファントムの印象です。

    あとは『ファントム ルナ』が発売されたときも印象に残っていて、女子の世界大会の期間に発売されたんですけど、アウトソールが”ナイキ サイクロン 360”という、回転動作がしやすくなるという珍しい仕様になっていて、女子選手に向けたラストというのもありましたし、女性選手にもフォーカスしたスパイクを出すなんて、とてもナイキさんらしいなと思いました。

『ファントム 6』の印象
  • ー最新のモデルとなる『ファントム 6』はもう履かれましたか?
    デザインだったり、着用感を教えていただけますでしょうか。

    実はまだ練習や試合では履いたことがないんです。
    青いカラーのモデルは持っているんですけど、怪我などもあり、足入れ程度になります。

    今回発売となったイエローのカラーはすごくいいなと思いました。
    僕は目立つ色が好きなので、めっちゃこの色は好きですね。
    このモデルでボールを蹴るのが楽しみです。

  • ー圓乘さんはすでに履かれていると思いますけど、印象はいかがですか?

    発売されてから、ここ2ヶ月くらいずっと『ファントム 6』を履いています。

    『ファントム GX 2』も履いていて、めちゃくちゃ良かったんですけど、欲を言えば、かかとのホールドががちょっと弱いのと、アウトソールの屈曲する部分がスパイクの中央辺りで、蹴り出しの時に上手く力が伝わらない印象がありました。
    そこが改善されると、本当に良いスパイクになるんだけどなと思っていたのですが、
    それが今回のモデルで、僕がここ良くなってほしいと思っていた部分がピンポイントで改良されたので、僕としてはめちゃくちゃ履きやすいです。
    かかとも前モデルほどズレないというのと、アウトソールの屈曲部分が丁度良いところで曲がるので、踏み出した時の感触がとても良くなりました。
    なので、今は『ファントム 6』を絶賛愛用中ですw

    僕のイメージカラーは黄色なので、DMがめっちゃ来るんですよ「黄色が出たぞ」と、視聴者の方からw
    黄色が出た。これは買うでしょう。みたいなことをプレッシャーかけられるので、今回発売されたカラーは買おうと思ってたんですよw

  • ー『ファントム 6』についてはいかがでしょうか?

    マーキュリアル シリーズにも使用されているのですが、『GRIPKNIT』は他社にはないすごいテクノロジーかなと思っていて、ファントム シリーズは特に年々良くなっていっているというイメージですね。

    触ってもらえれば分かると思うのですが、表面のグリップ力がすごくて、触覚でグリップがあることが分かっているので、トラップとかキックの時のコントロールとか、上手くいくイメージができるんですよね。
    サッカーってイメージをすること。そしてイメージができること。が大事だと思うので、精神的な面でもスパイクに支えられているって、何かすごいですよねw

    あとは、フットマイスター3人で、歴代の『ファントム シリーズ』や『ファントム 6』について、いろいろ話している動画があるので、よければそちらを見ていただければありがたいです。



  • あと書き

    今回、ショップ店員、現役プレーヤー、元プロ選手による座談会となりました。
    サッカーショップKAMOでフットマイスターをしている野口がスパイクに詳しいのは当たり前ですが、三宮さん、圓乘さんもかなりスパイクに詳しく、白熱したトークが展開され、聞いている方としても ”なるほど” と思うようなお話がいくつもありました。

    中でも印象的だったのが、圓乘さんが『ファントム 6』になって改善されたという”かかとのフィット感” ”アウトソールの屈曲部分” に関しては、3人ともこの2点が改善されたことで非常に良くなったと意見が合致していたこと。
    改善点が無いに越したことはありませんが、それをリサーチなどをされて、ちゃんと改善してくるナイキさんの企業努力も見て取ることもできて、ユーザー~ショップ~メーカーというのは、ちゃんとサークルで繋がっているんだなと、勝手に考えてしまいました。

    より良くなったという『ファントム 6』。ぜひ皆さんも店頭に来てチェックしていただければと思います。

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