~ Jリーグの魅力を知ろう ~
海外一流プレーヤーが勢ぞろいしたJリーグ・数々の名場面を生んだJリーグ
Jリーグファン・サポーターなら知っておきたい”あんなこと” ”こんなこと” をピックアップしてご紹介!
懐かしい思い出、初めて知った驚きが盛りだくさん!!
Jリーグ設立
1989年、徐々に観衆を増やした当時の日本サッカーリーグ(JSL)は、プロ化に向けて始動し、着々とプロリーグ化が進む。
1991年には「プロサッカーリーグ参加団体(10団体)」が発表、同年、プロサッカーリーグの正式名称「Jリーグ」も発表された。1993年、ワールドカップ アジア予選の開催のため、開幕日を5月15日に設定。プロサッカーとして初のリーグ戦となる 「93 Jリーグ サントリーシリーズ」がスタートした。
Jリーグ設立
オリジナル10
Jリーグ初年度から参加している10チームは ”オリジナル 10” と呼ばれています。
開幕当時から、数々の名プレイヤーが在籍し、Jリーグの歴史を語るには欠かせない10チームです。




前日の雨が嘘のように好天に恵まれたスタジアムには、
試合開始の数時間前よりJリーグ開幕を心待ちにした多くのファン・サポーターがスタジアムに集まりました。
開幕セレモニーが開催されオリジナル10のクラブフラッグがスタンドの上に広げられました。
Jリーグマスコット「Jリーグキング」の巨大バルーンが膨らむシーンは開幕を象徴するハイライトとして
Jリーグファン・サポーターの方には脳裏に焼き付いている名場面です。




ミサンガ ブーム到来
Jリーグ開幕と共に若者を中心に空前のブームを巻き起こしたアイテム”ミサンガ”
切れたら願いが叶うと言われている「ミサンガ」は、Jリーガーが着用していることで時代を象徴するアイテムになりました。
ミサンガ ブーム到来








三浦知良選手の登場シーンが話題に
’93 Jリーグアウォーズは歴史に残る名シーンが生まれました。
赤いスーツに身を包んだ三浦知良 選手がおなじみのポーズでド派手に登場。
「カズダンス」と呼ばれたゴールパフォーマンスは、当時のサッカー少年の間で大流行しました。
三浦知良選手の
登場シーンが話題に


Jリーグには各国代表の有名プレイヤーが
続々加入しました。
W杯優勝メンバー、代表キャプテンも
Jリーグでプレーしていました。
Jリーグファン・サポーターにインパクトを与えた
有名プレイヤーをピックアップ。

ジーコ
1993-1994 鹿島アントラーズ 64試合/48得点
一度フラメンゴで現役引退をしたが、Jリーグで現役復帰。
ブラジル代表で”黄金のカルテット”の一員としてプレーしたレジェンドの活躍にファン・サポーターは歓喜した。
開幕戦でのハットトリックは圧巻の一言。

ドラガン・ストイコビッチ
ピクシー”妖精”の愛称で知られた超人気プレイヤー。
ユーゴスラビア代表として2度のワールドカップ出場。ベストイレブンにも選出。
雨中のリフティングドリブルは今も語り継がれている。

ドゥンガ
1995-1998 ジュビロ磐田 99試合/16得点
闘将でしられるブラジル代表の元キャプテン。
現役ブラジル代表選手のプレーやそのキャプテンシーは、ファン・サポーターだけでなく、
日本人選手達にも大きな影響を与えたと言われている。

ギド・ブッフバルト
西ドイツのワールドカップ優勝に大きく貢献し、1994年に来日。
それまで下位に低迷していたチームをディフェンスの要として上位まで引き上げ、監督としても浦和をリーグ優勝に導いたレジェンド。

ピエール・リトバルスキ
1993-1994 ジェフユナイテッド市原 63試合/10得点
ブッフバルトと共に西ドイツのワールドカップ優勝に貢献。
”リティ”の愛称で親しまれ、プレーだけでなく人気でもJリーグ随一の看板選手となった。
ミロのCMで覚えているファン・サポーターも多いのでは?

カレカ
1993-1996 柏レイソル 60試合/31得点
ワールドカップにも2回出場した ブラジル代表のストライカー。
柏でのプレーに集中するため、ブラジル代表から引退する本気度で来日。
ミズノと契約をし"モレリア"を着用していたことで有名。

レオナルド
1994-1996 鹿島アントラーズ 49試合/30得点
ブラジル代表としてワールドカップで優勝を経験。
端正なルックスで貴公子とよばれた現役ブラジル代表の加入に鹿島の街は歓喜。
5回のリフティング後に決めたゴールは伝説となった。鹿島退団後はヨーロッパへ移籍し活躍。

リネカー
1992-1994 名古屋グランパスエイト 18試合/4得点
ワールドカップで通算10得点、イングランド・プレミアリーグで3度の得点王に
輝いたストライカーは、キャリアの最後にJリーグでプレー。
20年の現役生活で一度の警告・退場もない彼は、フェアプレーの象徴とされている。

スキラッチ
1994-1997 ジュビロ磐田 78試合/56得点
1990ワールドカップ 6得点で得点王を獲得 魔法の夜で有名なFW。
トトの愛称で知られユヴェントス、インテルでもプレー。
Jリーグでも多くの得点を決め、Jリーグを盛り上げた。

ストイチコフ
1998-1999 柏レイソル 27試合/12得点
ブルガリア代表を牽引し、ワールドカップでのベスト4進出に貢献。
同大会は6得点を決め得点王に輝き、同年バロンドール(欧州年間最優秀選手賞)を
獲得。
「彼の名前は知っている」というファン・サポーターも多いはず。


延長サドンデス・延長Vゴール 方式
開幕当初は90分間で決着がつかない場合は延長戦を戦っていました。
1994年からは、ゴールが決まった瞬間に勝利となる「延長Vゴール」へと変更されました。
現在は、90分で同得点の場合「引き分け:勝ち点1」となりますが、当時は、
90分で勝利:勝ち点3 延長戦で勝利:勝ち点2 延長戦でも同得点:勝ち点1 でした。
ゴールが決まった瞬間に試合終了となる事もあり、
選手やファン・サポーターは、今とは異なる緊張感に一喜一憂していました。
延長サドンデス・
延長Vゴール 方式




チームへのチャント、選手個人へのチャント、いいプレーを称えるチャント、 対戦相手に対するチャントなど、たくさんあります。
チャントは会場の臨場感、一体感を生むファン・サポーターの応援方法の定番です。
チームオリジナルのチャントや原曲の歌詞を変えたチャントもあり、 チームのアイデンティティの一つとして覚えておくと、さらにサッカーが楽しめます!

